絵本・おもちゃの役割

 

絵本は言葉の発達を促し言語を育て、心の成長・発達にも影響があります。

創造性を育み、親子間のコミュニケーションになります。

「絵本は心の栄養」と言われるそうです。

おもちゃは好奇心や創造性を刺激し空間認知能力、

手順や順番なども遊びを通して体験できます。

遊ぶ事は子供の基盤となる大切な時間。

 

子育てに大きな役割を果たしてくれる絵本やおもちゃ。

子育て中のママから質問が多いのですが、

所有者はお子様ですが、決定権や主導権を持つ大人(親・祖父母)の意向もあるので

片付けでアドバイス&サポートする立場として

難しいと感じるアイテムでもあるのです。

 

まず、悩まれている方達は沢山のおもちゃや絵本をお持ちの方が多い。

毎月定期的に送られる絵本サービスを利用の方、

図鑑などをセットで購入しズラリと整列していたり、

大人の管理の量を超えていれば、お子さんが

片付け・整理整頓を行うのは難しくなります。

 

まず考えて頂きたいのは、「沢山あればいいのか?」と言うこと。

前述のとおり、成長には関わりますが、

沢山の絵本・おもちゃが子供の成長を促し育むわけではありません。

モノが沢山あれば、子供自身を豊かに幸せにするわけではありません。

絵本については

・年齢に合った内容

・お子さんの好きな内容

・好みの絵のタッチ

・ママがこの絵本を読んで欲しい

など、お気に入りの本を必要な量持っていればいいのかなと思います。

お時間があれば、公民館に読みに行く、図書館で借りるなど方法があります。

個人的には、お子様が興味を示し、何度も読んで

と持ってくる本を購入すればいいかなと思います。

 

次にご両親に見直していただきたいのは、

購入するの基準を持ち、必要なモノを必要なタイミングで

必要な量で購入されていますか?

お子さんが一度に沢山のおもちゃで遊ぶことは不可能です。

沢山の量を管理することは大人でも難しいこと。

そのことを踏まえて、購入する基準をご両親が意識して欲しいと思います。

 

次に、ゲームについて。

小学校3年生ころになると友達間のコミュニケーションにもなるので

ゲームがダメと安易に言えないですよね。

ゲームに没頭してくれるのでママが少し楽できる。

そんな側面もあります。(//∇//)

 

おもちゃや絵本も同様ですが

必要以上に持つ、管理の量を超える、

没頭するあまり一定時間を超える

そのモノがキッカケでトラブルになるのであれば整理すること。

整理とは空間やモノを整えることだけではありません。

先述のように購入の基準・量・タイミング、

またルールや範囲を決めるなども整理の対象です。

活用し楽しむ範囲を親子で考え決めること。

 

おもちゃや絵本が多く片付けに困っている方は、

まずは、ご両親がおもちゃ・絵本・ゲームについての

基準(ものさし)を持つことが大切だと感じます。

 

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