引田ターセン&かおり夫妻
以前、NHKの番組で引田ご夫妻の暮らしが紹介されていた。
私が印象に残ったのは、写真の整理について。
家族写真はほんの数枚だそう!
2人のお子さんを育てたお二人。
以前はアルバムや写真は沢山あったそう。
だけど、整理し始めると同じような写真があり
「家族を象徴する写真が数枚あれば十分」という結論に至ったそう。
キーワードは「ティピカル=典型的な」
家族の写真を数枚に絞り混むまで、
それに向き合う気持ちや時間と手間は
きっと大きな意味を持つ。
「どれを残そう⁈」
「どれが一番自分達らしい?」
「この写真をみればこの頃の事が蘇るね。」
と厳選していく作業。
この作業もお二人の思い出となっていく。
手元に残った写真数枚を見れば、
あの沢山あった写真を思い出す。
その沢山の写真を思い出したらあの頃の記憶が蘇る。
沢山の写真を整理する為に「あの頃を振り返った時間や会話」を思い出す。
ターセンさんご夫婦は自分たちの人生を沢山の写真を整理することで
なぞって歩いたんだと感じました。
写真を見ながら「子育ての日々」「子供達や自身の成長」「たくさんの思い出」を
再確認しながら心の中に焼き付ける。
だからこの数枚があれば良い。
凝縮されているんだと思います。
お二人が「自分達はこれで充分」「必要なのは枚数ではない」と
自分達の価値観を確認し自分の軸を知っている事が素敵。
我が家は子育て真っ最中なので
写真を数枚に絞り込む事はなかなか真似できませんが、
幼稚園や学校の写真購入の時は娘が写っているからと
アレコレ買わなくなりました。
その時の様子が娘の表情から読み解けるもの、
先生やお友達との関係性がわかる、季節を感じるなど
厳選して本当に必要な枚数しか買わなくなりました。
片付けはモノを動かし空間を整えますが
それをするためには「あなたの価値観」が土台になければ
思うようには進みません。
だからComfyLifeは「思考の整理」をして「自分の軸」を確認
する作業からはじめます。
ちょっと面白い片付け方法だけど
これがリバウンドしない秘訣です!